SNSやブログ、YouTubeを見れば、期待値表や狙い目情報がいくらでも手に入る時代。
「○○Gから打てば+〇〇円」「天井期待値は○○枚以上」──
数字として“勝てそう”なデータは溢れています。
けれど、あなたはそれを信じて打って、「実際に勝てていますか?」
多くの人が情報通りに動いているのに、なぜ収支に差がつくのか。
その理由はシンプルです。
「情報をそのまま信じるだけ」では、勝てないから。
スロットで勝ち続けている人たちは、表に出てこない“中身”を読み取り、
情報を「活かす力」を持っています。
その違いが積み重なった結果、収支に大きな差が出るのです。
なぜ「期待値だけ」では勝てないのか?
巷にあふれる「期待値表」。
〇〇Gから打てば+1,500円、ゾーン狙いで時給2,000円──
そんな数字を見て「これは狙い目だ」と判断する人も多いでしょう。
しかし、その数字を追いかけるだけでは、長期的に勝ち続けることは困難です。
なぜなら、期待値というのは「平均値」であって、「その台そのもの」を評価したものではないからです。
たとえば、「300Gから期待値プラス」とされている台があったとしても、
それは良い状態・悪い状態・普通の状態──すべてを平均して算出されたものです。
では、今あなたが目の前にしている300Gハマリの台は、
本当に“期待値プラス”なのでしょうか?
・内部的なチャンスが近い状態なのか
・内部的なチャンスから遠い状態なのか
この“内部状態”まで考慮しないと、たとえ期待値表に従って打っていたとしても、実際には期待値が取れていなかった──なんてことが普通に起こり得ます。
つまり、期待値表はあくまで“目安”。
そこに思考や判断を加えなければ、机上の理論で終わってしまいます。
では、実際にどういった場面で「表面だけ見て損してしまうのか?」
ここからは、具体例としてモンキーターンを取り上げて解説していきます。
モンキーターンの“周期”を無視すると損する
モンキーターン期待値表
引用:ツラヌキメソッド様
・50枚あたり32回転
・AT純増は一律2.9枚/G(上位AT考慮)
・最大天井505ゲーム
・AT終了後は2回転回してヤメ(ヘルメット示唆で1G、通常時1G)
・1時間あたり800G
・朝イチ
・「朝イチ」以外の変数は全て状況不問
モンキーターンの期待値表は上記のように解析者が発表しています。
この表から読み取れることとして
・350G〜 +1,161円
・400G〜 +1,797円
このようになっているので、「だいたいここから打てば良いかな」と考えるケースが多いでしょう。
しかし、ここで注意しなければならないのが、モンキーターンは“周期抽選”という仕組みを持っていること。
この台では、ゲーム数そのものではなく「周期到達時」にしか抽選が行われません。
つまり、実際に抽選が受けられるのは、周期到達タイミングのみです。
たとえば、同じ400Gハマりの台を例に見てみましょう。
・周期ptが500pt以上ある台
・周期ptが100ptしかない台
この2つでは、表面的には“同じ400Gハマリ”ですが、内部的にはまったく別物。
前者はすぐに抽選チャンスが来るため期待値が高く、後者は投資がかかるぶん期待値は低くなります。
しかし、期待値表はそのすべてを平均して算出しているため、実際には「期待値プラスだと思って打ったのに、実は取れていなかった」ということが普通に起こり得ます。
数字の裏にある“周期の状態”を考慮せずに動いてしまうと、知らず知らずのうちに損をしている可能性があるのです。
麻雀物語の“表に出ない期待値”
次に紹介するのは、麻雀物語。
この台は、そもそも期待値表そのものがあまり出回っていません。
なぜかというと、麻雀物語はAT中の信号ランプが特殊な仕様のため期待値表が算出されておりません。
つまり、表面的なゲーム数では、具体的な狙い目が見えにくい台なのです。
でも狙い目がないかと言ったら決してそうではなく、この機種の仕様を熟知している人が狙い方を知っていることになります。
先日、Xにてこのような投稿をポストしたら一定の反響がありました。
【期待値表だけでは語れない】
L麻雀物語の“隠れた狙い方”を、解析から紐解いてみた。まず最初にスペック。(画像1枚目)
設定3の数値である1/342の初当たりが取れればおおよそ機械割100%。
この数字だけを見れば「甘くない」と感じるかもしれない。… pic.twitter.com/QJrLZtewPq— のりへい@AI分析×負けない立ち回り術 (@slotter_norihey) June 13, 2025
当然、期待値表のように画一的な数値で整理することはできません。
だからこそ、知識がある人とない人で結果に大きな差が出やすいのです。
この機種は複雑だからこそ、解析の読み込み具合で大きく差をつけることができます。
これからの時代は期待値表だけでなく、中身を分析する時代へと移り変わっていくと予想しています。
この2つの例が示すように、スロットにおける“期待値”というのはあくまでヒントにすぎません。
数字の裏にある「仕組み」や「内部状態」を読み解く力がなければ、表面的な立ち回りになり、結果として収支が安定しないという状況に陥ってしまいます。
次章では、こうした“情報”をどう見極めるか?
そして、信頼できる発信・本当に使えるデータとはどんなものか?という視点で掘り下げていきます。
あなたが見ている情報は大丈夫?パチスロ情報源の光と闇
今の時代、パチスロの情報は簡単に手に入ります。
ブログ、X(旧Twitter)、YouTube、有料note──
誰でも情報発信ができるようになった一方で、どの情報が正しくて、どれが信用できないのかを見極めるのが難しくなっています。
中には非常に有益な発信もあります。
実践データに基づいた検証、再現性のある立ち回り、失敗例まで公開されているような情報には、学ぶ価値があります。
しかし一方で──
・パチンコ・パチスロを打っていないのにまとめているキュレーションブログ
・高設定に座れた瞬間だけを切り取ったSNS投稿
・ただの数字の羅列だけで、実態のない有料コンテンツ
こういった“情報風の演出”に惑わされてしまうと、
「そのまま信じて動いたのに、全然勝てなかった…」という状況に陥りかねません。
特に初心者の方や、思考停止で情報を受け取ってしまっている人ほど、
発信者の「意図」や「立場」を考えずに受け取ってしまう傾向があります。
・この人は実際に稼働しているのか?
・自分と同じ稼働スタイルなのか?
・この発信は再現可能なのか?それとも“魅せたいだけ”なのか?
こういった問いを持ちながら情報に触れていくことが、これからの実践には必要です。
なぜなら、間違った情報を信じて立ち回る=そのまま“負けに行く”のと同じだからです。
次章では、情報を見極めるための「3つのチェックリスト」を紹介します。
これを持っているだけで、情報の“目利き力”が一気に上がります。
自分の情報の受け取り方や考え方をもう一段階深めたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
「勝てる情報」を見抜く3つの視点
期待値表をはじめとするスロット情報には「絶対の正解」は存在しません。
なぜなら、それらの多くは個人や解析チームによる“推定”であり、メーカーが公式に公開している数値ではないからです。
だからこそ、私たちが使うべき情報を選ぶには「何を根拠にしているか?」を見極める力が重要になります。
ここでは、使える情報かどうかを判断するための、より本質的な3つの視点を紹介します。
① 算出条件を必ず確認する
期待値表で最も重要なのは、その数字が「どういう条件で計算されているのか?」という点です。
・CZスルー天井を加味しているのか
・前兆をフォローしてヤメているのか
・即ヤメ前提なのか
・特定モードのみを仮定しているのか
これらの条件が異なるだけで、同じ「400Gから+1,500円」と書かれていても、まったく別物になります。
特に、機種によってはヤメ時や内部状態で期待値が大きく変動するため、
数字のインパクトだけに釣られて打つのではなく、必ず算出条件まで読み解くクセを持ちましょう。
② “いつ出た情報か”を必ず見る
期待値表には「鮮度」も非常に重要です。
というのも、導入初期というのは──
・実戦データが少ないためサンプル精度が低い
・ホール側が高設定を使いやすいタイミングでもある
・モードや解析が出揃っていない可能性がある
こういった背景から、「導入直後の期待値表」は甘めに出る傾向があります。
つまり、最新台で「250Gから+1500円」と出ていたとしても、それが本当に設定1前提の安定したデータかどうかは怪しい、ということです。
期待値表を見る際は、必ず「更新日」「解析状況」「導入からの経過期間」に目を向け、
その数字が“いつの話なのか”を考える必要があります。
③ 数字だけでなく、解析まで解説されているか?
最近の機種は内部モードやゾーン、リセット挙動などが複雑化しており、
単純に「G数だけで狙う」ことが難しくなってきています。
だからこそ、信頼できる情報は「なぜその数字になるのか」という構造や仕組みまで含めて解説されているものです。
・モード移行の仕組み
・ゾーンごとの振り分けや当選率
・リセット後の挙動や優遇の有無
こうした解析情報や設計背景まで盛り込んだ発信をしているサイトや投稿は、
その時点の数字が多少ズレていても、自分で判断するための“思考の材料”になります。
逆に、数字だけを切り取っている情報は、「なぜそうなるか」がわからず、応用が効きません。
この3つの視点を持って情報に触れるだけで、
「とりあえず数字を信じて打つ」という状態から一歩抜け出すことができます。
情報を見極める力は、今後のスロット稼働で最も大きな武器になります。
次章では、こうした情報をどう“実際の立ち回り”に落とし込んでいくかについてお話しします。
期待値稼働のその先へ──差がつく「立ち回り」術
期待値表や解析情報をもとに狙い台を絞り込むのは基本中の基本。
しかし、それだけでは収支に差はつきません。
本当に差が出るのは、“同じ情報をどう読み解くか”という「現場対応力」の部分です。
その代表が「データランプの見方」です。
データランプ=差がつく“情報翻訳機”
筐体の履歴やゲーム数は全国どこでも共通ですが、
データランプの表示仕様はホールごとに全く異なります。
たとえば──
・スルー回数が見やすいホールと見えないホール
・内部的なCZや前兆がどこで切れるかを示すタイミング
・有利区間ランプの切れ方やカウントのリセットルール
・同じ信号パターンでも、反映され方が異なる店舗設定
これらは、すべて“見慣れていないと読み取れない”情報です。
つまり、表面上の「300Gハマリ」だけでは差がつかないけれど、
“どういう履歴でその300Gに至ったか”を読める人だけが一歩先に進めるのです。
こうした履歴やデータから据え置き・リセットの可能性を見抜く力をさらに磨きたい方には、以下の記事も参考になります。
「履歴の“読み方”」が勝率を分ける
代表的な例が、ヴァルヴレイヴのケースです。
この機種では、CZ(チャンスゾーン)やRBのスルーが蓄積されることで、徐々に甘くなる性質があります。
しかし、そのスルー回数がデータランプに「出るホール」と「出ないホール」があるのです。
一見、出力されるホールの方が“親切”に見えますが、実は注意が必要です。
自分に見える情報は、他人にも見えている──つまり差がつかない。
逆に、スルーが出力されないホールでは、
「読み取りづらい情報を見抜けるかどうか」が差別化ポイントになります。
“誰でも見られる情報”を、どう使いこなすか
この力は、SNSやYouTubeでは学べません。
実際にホールでデータを見て、観察し、仮説を立てて試行錯誤する中でしか養われない、**プレイヤーとしての「翻訳力」**です。
同じ台を見ても、「わかる人」と「わからない人」で結果が変わる──
それが、期待値稼働の“先”にある立ち回りです。
よくある質問(Q&A)
Q1. 期待値表はどのサイトを見れば正しいですか?
A. 正確には「どれも参考にはなるが、絶対の正解ではない」と考えるべきです。
大事なのは、複数のサイトを見ながら自分なりの狙い目を考えていくことです。
1つの表だけで判断せず、複数の信頼できる情報を比較し、自分の立ち回りに合うものを見極めましょう。
Q2. CZスルー回数や滞在モードは、どこまで気にすればいいですか?
A. G数(ゲーム数)が最も基本的な判断材料ですが、最近の機種はそれだけでは不十分です。
例えば、滞在モードが転落しないタイプであれば、前回ATが高モードで終わったと推察できる台は狙い目を浅くできます。
有利区間内の差枚数、スルー回数、内部ポイント(穢れなど)といった、G数以外の要素を複合的に見ることで、ライバルより有利な立ち回りが可能になります。
Q3. 導入初期の台でも期待値狙いはできますか?
A. 可能ですが注意が必要です。
導入直後の期待値表は設定状況やサンプル不足から甘めに出がちです。
信頼性の高い期待値が出るのは、ある程度ホールでの運用実績が溜まってから。導入初期は挙動観察と解析の進捗を待つ“見”も選択肢のひとつです。
僕自身も導入初期は“様子見期間”をしっかりとっています。
まとめ|「期待値の本質」を見抜く力が、勝率を変える
この記事では、「期待値表だけ見ても勝てない」理由と、
そこから抜け出すための情報リテラシーについて解説しました。
要点を振り返ると、以下の通りです。
・同じゲーム数でも、周期や信号状態によって実際の期待値は大きく異なる
・ネット上の情報には玉石混交があり、算出条件やタイミングを読み解く力が必要
・表面の数字に飛びつかず、“なぜその数値になるか”という構造を理解する姿勢が大事
・最終的には、ホールのデータランプや履歴から独自の判断を下せることが差別化になる
スロットに限らず、情報があふれる時代においては、
「正しい情報を選ぶ力」こそが最大の武器です。
期待値稼働は、知識と行動を組み合わせたときに初めて威力を発揮します。
数字をただ信じるのではなく、「どう活かすか?」を考える。
それが、“勝ち組に共通する思考”です。
次はあなたの番です。
あなた自身の手で、「情報を使える武器」に変えていきましょう。
情報に振り回されず、勝てる“判断軸”を持ちたいあなたへ
ここまで読んで、
「自分が今まで見ていた情報、ちょっと浅かったかも…」
「ちゃんと判断できる軸を持ちたい」
そんな風に感じた方も多いかもしれません。
でも大丈夫。今からでも十分間に合います。
現在、僕の公式LINEでは
勝ちにつながる2つの無料特典をお渡ししています。
✅【特典①】
あなたの立ち回りタイプが一目でわかる
▶ 立ち回り診断チェックシート(AI分析つき)
✅【特典②】
実際に勝っている人の“再現できる戦略”が学べる
▶ スロット副業セミナー(全4章・約2時間)
・勝てる台の見つけ方」
・どう判断し、どう行動すれば収支が伸びるか
・月+10万円までのロードマップ
など具体的に学べる構成になっています。
情報に振り回されず、“収支につながる思考”をこの機会に手に入れてください。
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