スロットで勝てる人は何割?市場変化とスマスロが生んだ“収支格差”の正体とは

「スロットで勝っている人って、実際どれくらいいるの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?

僕自身、かつては“自分の引きが弱いだけ”と思っていました。
でも実際は──知識も立ち回りも、全然足りてなかっただけだったんです。

この記事では、パチスロ業界の市場規模や1人あたりの年間予算といったデータをもとに、
「なぜ多くの人が勝てないのか」
「勝っている人にはどんな共通点があるのか」
その“構造的な理由”を、わかりやすく解き明かしていきます。

最後には、“あなたの立ち回りを見直すヒント”もご用意しています。
今より一歩先の立ち回りを目指すためにも、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

市場は縮小、それでも“1人あたりの負け額”は増えている

かつて30兆円規模を誇っていたパチンコ・パチスロ業界。
2023年時点では15.7兆円と、ピーク時から半分近くにまで縮小しています。

実際のデータを見ても、
2015年:23.2兆円 → 2020〜2022年:14.6兆円(コロナ影響)
と、業界全体の売上は確実に落ち込んできました。

「じゃあ今はもう儲からない業界なのか?」
そう思う方もいるかもしれませんが──実は違います。

スマスロの登場で、2023年は市場が“微回復”


出典:AIによる解析

2023年、業界は約11年ぶりに市場規模が増加に転じました。
背景にあるのが、「スマートパチスロ(スマスロ)」の登場です。

メダルレスでスマート&快適な遊技環境
高純増AT/一撃万枚/上位ATループによる爆発力
「北斗の拳」などのヒット機種の登場

これらが新たなブームを生み、市場回復の一端を担ったのです。

人数と年間予算が増加

ポイントはここです。

2023年の参加人口は約730万人と、前年の710万人から微増。
さらに一人あたりの予算も増えているというデータがあります。

1人あたりの年間予算(=市場規模 ÷ 参加人数)
2015年:約21.7万円
2020〜2022年:約20.6万円
2023年:約21.5万円(回復傾向)

予算が増えた影響まで言及していませんでしたが、
スマスロによる投資額増加の影響もあるのではないかと推察しています。

勝てている人は「1割以下」──なぜそんなにも少ないのか?

「スロットで実際に勝っている人って、どれくらいいるんだろう?」
これは多くのユーザーが抱く、素朴かつ核心的な疑問です。

その答えは、残念ながら“ごくわずか”です。
各種調査や実戦データをもとにしても──
年間トータルで収支がプラスの人は、全体の1割未満。
毎月安定して勝ち続けている“常勝組”となると、さらに絞られて5〜8%とも言われます。

つまり、スロットというのは「9割以上の人が負けるゲーム」だということです。

なぜ、ほとんどの人が勝てないのか?

その理由は、単純です。
“勝てる仕組み”を知らないまま打っているから。

例えばこんな行動、心当たりはありませんか?

  • 台を「なんとなく」で選ぶ
  • 「さっき出たから高設定かも」と思い込む
  • データや履歴を見ずに“直感”で座る
  • 同じように負けて、また同じ立ち回りを繰り返す

こういった立ち回りでは、残念ながら収支はマイナスを続けていくでしょう。

スロットは“ホールが勝つようにできている”

冷静に考えてみてください。
設定配分、リセットや据え置き、出玉の見せ方──
すべてをコントロールしているのは、お店(ホール)側です。

つまり、基本構造として「ユーザーが負ける前提」で設計されているのがスロットという遊技。

何の知識もなく、戦略もなく座ればどうなるか──
「そりゃ、負けて当たり前だよね」という話なんです。

でも、逆に言えば──

この構造をきちんと理解し、
“勝つための行動”に切り替えることができれば、
勝っている1割の側に回ることは、決して不可能ではありません。

この“構造”を理解し、感情ではなく数値や根拠に基づいて立ち回ることが、
勝てる側に回るための第一歩です。

▼こちらの記事では、
「期待値とは何か?」について、スロット初心者にもわかりやすく解説しています👇

勝っている人に共通する“立ち回り”と“判断の軸”とは?

スロットは「何も知らずに打てば負けるゲーム」──これはもはや常識です。
でも、その中でも安定してプラスを出し続けている人がいるのも事実。

では、彼らは一体どんな行動と考え方で差をつけているのか?

ここでは、勝っている人に共通する“立ち回り”と“判断の軸”を具体的にご紹介します。

1. 「なんとなく」では座らない

勝てている人は、狙い台に“根拠”を持って座っています。

– 過去のデータ履歴(グラフ/前日・前々日の挙動)
– 店舗の傾向(リセット状況・強い末尾など)
– イベント日や設置位置、過去の法則性 など

すべてを“偶然”や“雰囲気”ではなく、情報の積み上げで判断しています。

2. 期待値を意識した台選び

彼らは、打つ前に「この台はプラスになる可能性があるか?」を見極めます。

– 朝イチはリセット恩恵のある台を狙う
– ハマり台・ゾーンなど“拾える状況”でのみ座る
– 設定狙いでも“根拠のある台”しか触らない

“負ける可能性が高い台には座らない”という判断が徹底されています。

3. 熱くならず、冷静に引き際を判断

展開が悪くても、根拠が崩れたら即撤退。
逆に、チャンスがあっても“無理に追わない”。

「粘るべきタイミング」と「引くべき状況」の線引きを、明確に持っているのが特徴です。

4. 判断の基準は「数値と根拠」

ここが、もっとも大きな差になるポイントです。

勝っている人は、
感情ではなく、数値と事実で判断しています。

  • グラフの形
  • ゲーム数
  • 設定差のある挙動
  • 店舗の傾向やリセット状況

仮に負けたとしても、「判断は正しかったか」を振り返り、次に活かす。
この積み重ねが“安定して勝ち続ける”立ち回りを生んでいるのです。

▼感情で打つ人との違いは明確です

項目勝っている人負けている人
台選びデータと根拠ベース感覚・雰囲気
やめ時期待値が切れたら撤退なんとなく粘る
反省・改善検証・再現性重視負けて終わり
感情との距離冷静に管理熱くなって投資

実際の例|“積み上げた人”だけが辿り着ける結果

短期では凹む瞬間もあるけれど、正しい立ち回りを続けた人だけが結果を出しています。

下のグラフは、実際に僕が運営しているコミュニティの実績です。

赤い矢印のような“凹み”を乗り越えても、最終的には+3万枚超え。
勝ち方は、ブレずに積み上げた人のもとにしか来ません。

Q&A|よくある疑問にお答えします

Q1. 勝てる人って、本当にそんなに少ないんですか?

はい。年間を通じてプラス収支の人は全体の1割未満といわれています。
特に“毎月安定して勝っている”人となると、全体の1〜3%程度です。

その差は「才能」ではなく、行動と判断基準の違いから生まれています。

Q2. 自分はスロットを“趣味”としてやってるけど、それでも学ぶべき?

もちろん、趣味として楽しむのが一番自然なスタイルですし、それが悪いことでは全くありません。
むしろ、それが正しい距離感だと思います。

ただ──
何の知識もないまま続けてしまうと、気づかないうちに大きな金額を失っていたり、深追いしてしまったりすることもあります。

「せっかくの趣味、長く楽しめるように」
そのためにも、最低限の知識と判断力を持っておくと、もっと気持ちよく遊べますよ。

Q3. 今からでも勝ち組になれますか?

もちろんです。
ただし、“やり方を知らずに続ける”のではなく、
まずは現状の立ち回りを客観的に見直すところから始めてみてください。

もちろん簡単なことばかりではありませんが
「正しく学んで、正しく実践する」
それができれば、誰でも収支を改善することが出来ます。

まとめ|“知らない”から負けている。それが今のスロットの現実

今回のテーマは、「勝っている人は1割以下しかいない」という現実についてお伝えするものでした。

まず最初に見てきたのは、業界全体の変化です。

市場規模は年々縮小していたものの、2023年にはスマスロの導入で久しぶりの回復。
参加人数と“1人あたりの負け額”が増えたのが数値で現されていました。

つまり、何も知らずに打っていれば、
以前よりも早く、深く、負けてしまう可能性が高い時代になっているんです。

その中で、勝てているのはほんの一部。
でも、その1割に入っている人たちには、決まって共通点がありました。

根拠のある台選び
感情に流されない判断
期待値を積むという視点

立ち回りの検証と改善を繰り返す“習慣”

決して、「引きが強い」だけで勝っているわけではないんです。
一方で、負け続けてしまう人の多くは、
雰囲気や気分で台を選び
出玉に一喜一憂し
運のせいにして立ち回りを振り返らない

という“感情ベース”の行動を繰り返しています。

スロットで勝つことは簡単ではありません。
通常負けるゲームで勝たなければならないわけですし、
大変なこともたくさんあります。

でも、「学ぶ姿勢」と「冷静な行動」さえあれば、誰でも収支を改善することが出来ます。

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