「リセット判別って、結局どうやればいいの?」
「ガックン?宵越し?有利区間ランプ?…なんか難しそうで手を出せない」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
スロットに慣れてきた人ほど、「リセット判別が大事」ってよく聞くけれど、
いざ実践しようとすると情報がバラバラで、どこから覚えればいいのか分からない──。
そんな“リセット初心者”の方に向けて、
この記事では 「なぜホールはリセットするのか?」という根本から、実際の判別方法までを、わかりやすく整理して解説していきます。
もしかしたら、
リセット判別が難しく感じる原因のひとつは、
「台単体だけに注目してしまっている」ことにあるのかもしれません。
少し視点を変えてみて、ホール全体の傾向(いわば“森”)を見たうえで、
その中の1台(“木”)をどう判断するか?という流れを意識できると、
思っていたよりもすんなり理解できる場面が増えるはずです。
この記事を読めば、
「なんとなく難しそう」で終わっていたリセット判別が、
明日からは“あなたの武器”になるかもしれません。
最初の一歩を、ここから一緒に踏み出していきましょう!
スロットリセットとは?【初心者でもわかる基礎解説】
「リセットってそもそも何?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
スロットで言うリセットとは、設定変更によって台の内部状態が初期化されることを指します。
例えば、前日に誰かが600Gハマってやめた台でも、ホールが設定を変更すれば、
その台の情報は“なかったこと”になり、ゲーム数や内部モードがリセットされるのです。
よく混同されがちですが、この記事では、
設定変更=リセット
設定を変えない=据え置き
と解釈してお伝えしていきます。
「リセットされたかどうか?」を見抜くことで、
● 宵越し天井狙いが有効かどうか
● 朝一の挙動に期待できるかどうか
が判断できるようになり、朝から有利な立ち回りが可能になります。
スロットで収支を安定させたいなら、
この「リセット判別力」は確実に身につけておくべきスキルのひとつ。
次の章では、リセットの意味をさらに深めるために、
そもそもホールがなぜリセットをかけるのか?について見ていきましょう。
なぜホールはリセットをかけるのか?【リセットの本質】
スロットで勝つために“リセット判別”は重要と言われますが、
そもそもホールはなぜリセットをかけるのでしょうか?
ガックンや天井ゲーム数など、リセットの見分け方はたくさんありますが、
それらを正しく活用するためには、まずは「なぜリセットされるのか?」という全体の意図=森を理解しておくことが大切です。
お客さんに“期待感”を与えるため
ホールが朝一にリセットをかける最大の理由は、
「今日は何か起こるかもしれない」という期待感をお客さんに与えるためです。
スロットは“確率のゲーム”であり、実際にどの台が当たるか・どの設定かはプレイヤーには見えません。
だからこそ、リセットされている=設定が上がったかもしれないという「かも」が、強い期待を生みます。
設定1→設定6かも
設定1→設定2かも
とにかく何か変わったかも
この「かも」という余地が、プレイヤーにとってはチャンスの始まりなんですね。
一方で、リセットされていない=据え置きだと、どう見えるか?
据え置き=やる気のなさと受け取られがち
据え置きとは、設定や内部状態を変更せず、前日のまま放置された状態です。
もちろん、全ての据え置きが悪いわけではありませんが──
実際のホール環境では、前日が定設定だった可能性が高い台がそのまま残っていることがほとんどです。
たとえば…
前日マイナス2,000枚だった台
低稼働で放置されていた台
一度も伸びなかった台
こういった台がそのまま据え置きされているだけなら、
「どうせまた設定1でしょ」と思われて当然です。
つまり、プレイヤー心理としてはこうです:
「昨日ダメだった台を、また今日も回したいですか?」
据え置きが続く=「この店は設定を入れる気がない」と思われる要因にもなりやすく、
ホール側からすれば集客の機会損失につながる可能性があります。
そのため、たとえ実際の設定が低くても──
「リセットがかかっている」という見た目を作ることが、ホールにとっては営業戦略なのです。
リセットをかけやすいホールの特徴
以下のようなホールでは、リセットを積極的に活用する傾向があります。
→ ブランド力を維持し、一定の信頼感を保つため
稼働率が高く、朝から並びがある店舗
→ 朝イチの動きに“期待感”を仕込む必要がある
競争が激しいエリアにある店舗
→ ライバル店との差別化として、リセット挙動を使うことが多い
イベント告知日・新台導入日など
→ ホールとしてアピールしたい日は、リセット=営業メッセージになる
リセットされにくいホールの傾向
一方で、次のようなホールはリセットをかけにくい傾向があります。
→ 人員・手間・意識の問題で、据え置き中心になりやすい
普段から稼働が少ない店舗
→ 朝一動く人がいないので、リセットする意味が薄い
イベントと平常日の差が曖昧な店
→ メリハリがない=どこでリセットを使うか判断が曖昧
「なぜこの台はリセットされたのか?」を推測する力を
リセット判別を本当に使いこなしている人たちは、
台単体の挙動だけでなく、ホールの“意図”を読み取るクセを持っています。
なぜこの島だけリセット挙動が多いのか?
なぜバラエティの一角にだけリセット傾向があるのか?
なぜ昨日ダメだった台が、今日はガックンしているのか?
こういった「なぜ?」の積み重ねが、精度の高い判別=読みにつながるのです。
リセットは、ただの“変更”ではありません。
ホールとお客さんをつなぐ無言のサインであり、営業のメッセージでもあります。
だからこそ、朝イチのリセット状況を見抜けるようになるだけで、
他の人よりも一歩リードした立ち回りが可能になります。
スロットリセット判別方法4選【重要度順で解説】
ホールがなぜリセットをかけるのかを理解したうえで、
次は「実際にどうやってリセットを見抜くのか?」を押さえていきましょう。
ここでは、現場で役立つ4つのリセット判別方法を、重要度が高い順に紹介します。
① 当日一回目の当選ゲーム数で判別【最重要】
最も信頼性が高く、汎用性のあるリセット判別方法が「当日の初当たりG数を見る」ことです。
据え置きなら、前日のゲーム数を引き継ぐ形でスタート。 一方、リセットされていれば、ゲーム数はゼロから再カウントされ、天井までのG数もリセットされます。
すべての機種に当てはまるわけではありませんが、中には判別しやすい機種もあります。
▷ 具体例1
ゴッドイーターリザレクション
この台を見たとき、僕の頭の中では即座に「このホールは据え置きが多そうだ」と判断しました。
理由は、当選G数が1031Gであること。 この機種は、リセット時は天井が「600G+α」に短縮されますが、据え置きなら「1000G+α」が天井です。
さらに画像の「最終1」から、前日は1Gヤメだったことが分かります。
つまり、「前日1G + 当日1031G」で当たったということは、リセット天井を超えており、据え置きの天井で当たっているという確定的な根拠になるのです。
この1台のデータから、「このホール=据え置き傾向強め」と読み取ることができます。
これこそが、“木を見て森を読む”立ち回りの第一歩です。
▷ 具体例2
モンキーターン5
今度はモンキーターン5です。
次は、リセットの可能性が高いケースを見てみましょう。
この台の天井は以下の通りです:
リセット時:495G+α
据え置き時:795G+α
前日は242Gヤメ。 当日は498Gで初当たりしています。
据え置きなら、242G+498G=740G。 これは据え置き天井(795G+α)には届いていません。
一方で、リセット天井の495G+αには一致しており、AT突入の準備G数(2〜3G)を考慮すれば、リセット→495G天井到達→数G後にAT=498G当選という流れが自然です。
もちろん、たまたま498Gで当たった可能性もゼロではありません。
しかし、こういった傾向が2台、3台と複数見られれば、ホール全体でリセットされている可能性が高まるという判断ができます。
リセット判別は“ホール全体”を見る目を養うチャンス
1台のデータから、その台だけを判断するのではなく、周囲の台、さらにホール全体の傾向にまで視野を広げていく。
この積み重ねこそが、リセット傾向の見極めにおいて、他人との差を生む要素になります。
リセットの有無がわかりにくくなっている今だからこそ、こういった知識と視点が大きな武器になります。
他人が見落としているヒントに気づくことで、あなたの立ち回りは格段に有利になるはずです。
▷ 注意点
すべての機種で判別できるわけではないが、
知識と経験でカバーすることが可能。
② ガックン判別【リールの動きでチェック】
次に使いやすいのが「ガックン」判別。
設定変更(リセット)された場合、朝一1G目のレバーONでリールが“ガクッ”と動く現象が見られることがあります。
▷ 有効なメーカーの代表例
北電子(ジャグラーシリーズ)
KPE(マジハロなど)
▷ 使い方のコツ
朝一0回転の台に着席し、1Gだけ回す
リールが“ガクッ”と滑るように揺れたら=リセット濃厚
動かなければ=据え置きの可能性が高い
▷ 注意点
ホール側の対策でガックンが出ないように調整されている場合あり
主観的な判別でブレることもあるため、他の根拠と組み合わせて使うのがベスト
③ 有利区間ランプでの判別【6号機・一部対応】
6号機では、有利区間ランプの点灯・消灯を使ってリセットを判別できる機種があります。
▷ 有効な機種の一例(6号機初期)
リゼロ
バジリスク絆2
北斗の拳 宿命
麻雀物語4
チバリヨ
▷ 判別方法
前日有利区間が継続したまま閉店した台
翌朝、ランプが消灯していればリセット濃厚
点灯したままなら据え置きの可能性が高い
▷ 注意点
スマスロや6.5号機以降の多くは有利区間ランプ非搭載=この方法が使えない
ホールの“1G回し”による対策で点灯状態にされることもある
④ ライバルの動きから読み解く
最も“人間的な観察”による方法ですが、精度が高い場合もあります。
特に自分が初見のホールに行く場合は非常に有効です。
▷ 見るべきポイント
朝一でリセット期待値のある台に一直線で座る人がいる
→ その機種・島がリセットされやすい可能性大
宵越し狙いの動きが目立つ
→ 据え置き傾向の可能性が高い
▷ 応用テクニック
同じ人物の朝一の行動を数日観察する
リセット傾向が強い台だけ触るような人がいれば、その人の立ち回りを参考にする
このように、リセットの見抜き方は「データ」×「観察」の掛け合わせ。
「この店はどういう傾向なのか?」という“森”を意識した上で、
個別の判別技術を当てはめていくことで、精度の高い立ち回りができるようになります。
リセットを活かした立ち回り戦略
リセット判別ができるようになると、
ただ「打てそうな台を探す」から一歩進んで、
“ホールの意図を読んで狙いを絞る”立ち回りが可能になります。
ここでは、リセット状況に応じた3つの攻め方を紹介します。
それぞれの状況で、どう立ち回れば期待値が高くなるのかを解説していきます。
① 朝一の「リセット狙い」で期待値を取る
リセットされた台は、内部状態が初期化された状態。
そのため、朝一から特定のモードに移行しやすかったり、
高確率スタートが優遇されていたりすることがあります。
とくに狙いやすいのは以下のような傾向の台です:
朝一はモードが優遇されている
リセット時は高確率からスタートする仕様
リセット直後のゾーン当選率が高い
これらの台は、設定不問でも短時間で期待値が取れるチャンスがあり、
リセットされていればそれだけで「打つ根拠」になる場合も多くなります。
ポイントは、「設定に期待できるか」ではなく、
“リセットされた”という事実自体が価値になるかを見極めることです。
② 「リセット=天井短縮」タイプは積極的に狙える
一部の台には、リセットされることで通常よりも天井が短くなる設計のものがあります。
このタイプの台では、
通常なら打てないような浅いゲーム数からでも、
リセットされていれば最初からプラス期待値になるという特徴があります。
こういったリセット短縮タイプの台が設置されているホールでは、
朝一の0Gから積極的に狙いに行く価値があります。
実際には、その台のリセット傾向を見抜いたうえで、
今日はリセットが入っていそうか?
イベント日か?
朝からライバルが動いているか?
といった要素を照らし合わせて狙っていくのが基本です。
③ 据え置きと見抜ければ「宵越し狙い」が有効に
逆に、リセットではなく据え置きと判断できた場合でも、
それは大きなチャンスになります。
なぜなら、前日のハマりゲーム数や状態をそのまま引き継いでいるため、
当日のゲーム数が少なくても、実質的に天井が近い=期待値がある台を拾えるからです。
具体的にはこんな台が宵越しの狙い目になります:
前日と合わせて天井まで近いゲーム数の台
状態がスルー回数で管理されている機種(前日4スルー+当日1スルーなど)
前日のゾーン終了間際でやめられている台
宵越し狙いができると、他の人が捨てていった台の“価値”を見抜けるようになるので、
競争が少ない状況でも拾いやすい立ち回りになります。
判別できるからこそ、「打つ理由」と「打たない理由」が明確に
リセット判別ができると、
「この台はリセットだから打てる」
「この台は据え置きだから宵越しで拾える」
というように、判断の幅が広がります。
逆に言えば、何も判断できないままだと、
その日の台選びは“勘”や“なんとなく”に頼るしかありません。
リセット状況を見極めて立ち回れるようになると、
ホール内での行動すべてに「理由」が持てるようになり、
収支の安定性も、勝ちへの再現性も一気に上がっていきます。
よくある質問(Q&A)
Q1. リセットされたかどうか、確信が持てない時はどうすればいい?
A. 「完全に確信できる」ことはむしろ稀で、“可能性の高さ”で判断するのが基本です。
宵越し天井とのズレ、有利区間ランプ、朝一の挙動、ライバルの動きなどを総合的に見て、
「リセットの可能性が高いから打つ」という判断で問題ありません。
その積み重ねが“読みの精度”を高めていきます。
仮に想定が外れてしまった場合は次に実践するときの材料に加えればいいのです。
打たずにリスクなく立ち回るか
多少のリスクを承知で今後の材料を取るか
どちらが正解でも不正解でもないと思っています。
それぞれの状況に合わせて判断してください。
Q2. リセット=高設定ってことなんですか?
A. いいえ。リセット=設定が変わったかもしれない“だけ”です。
実際は設定1→1のリセットも非常に多いです。
ただし、「設定が上がった可能性がある」という“かも”がプレイヤーの行動を後押しする要素になっており、
ホールはこの“かも”を演出するためにリセットを使っているのです。
なので、リセットだけで過度な期待をせず、立ち回るのが無難です。
Q3. 据え置きの可能性があるなら、朝から打たない方がいい?
A. その日の狙い方によります。
もしあなたが宵越し狙いを前提として立ち回っているなら、
「据え置き=むしろチャンス」です。
一方、リセット恩恵のある台を打ちたい場合には、据え置きと判断できたらスルーするのが正解。
大事なのは、「据え置きだから打つ」「リセットだから打つ」両方を使い分けられる視点を持つことです。
まとめ|“なんとなく打つ”から卒業するために
リセットは、ただの台の初期化ではありません。
それはホールの営業方針を読み、立ち回りの幅を広げる大きなヒントです。
この記事では、リセットの基本的な意味から始まり、
・ホールがリセットをかける本当の理由
・判別方法4選(宵越し・ガックン・ランプ・ライバル)
・リセット状況に応じた立ち回り(リセット狙い/据え置き宵越し狙い)
といった内容まで、順を追ってお伝えしてきました。
ここまで読んでいただいたあなたはもう、
「リセットって難しそう…」という状態から一歩抜け出し、
“根拠を持って台を選ぶ視点”を手に入れ始めています。
もちろん、実戦でリセットを見抜くには少しずつ経験も必要です。
でも大丈夫。
この記事で得た知識を元にホールを見てみるだけでも、
今まで見えていなかった景色がきっと見えてくるはずです。
何度も見返しながら実践していってください。
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「どのホールがリセットをかけやすいのか?」
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