スロットで勝てるようになったその先にある大きな壁とは?

長かった暗黒時代を抜け、新天地でスロットでの勝ち方を見につけ、2年目には+100万円の収支を達成し順調にステップアップを重ねていきます。

平日の仕事終わりからは安定しやすいノーマルタイプを中心に、週末など仕事が休みの日はAT/ART機をメインに攻める立ち回りが確立していきました。

徐々に精度も上がっていき、右肩上がりに伸びていく収支を見ていると、本当に「スロットで勝つ世界に到達したんだなぁ」としみじみ考えることも多かったです。

が、順調に見えた僕のスロット人生ですが、大きな壁にぶち当たります。

基本的に僕の立ち回りというのは、ホール・イベントへの依存度が高く、メールと設定発表を頼りにしながら、当日一番アツいホールを予想することで、収支を上げていく戦法でした。

ホールがイベントに合わせて高設定を使ってくれる環境では通用していたのですが、実はこのころからスロット業界は大きな変革があり、僕の立ち回りが通用しなくなります。

その変革というのは4号機から5号機への完全移行が進み、機種の魅力が一気に下がったこと、さらに追い打ちをかけるようにイベント規制が始まったことです。

それまで4号機というのは連チャンが魅力で、ツボにハマれば一撃2,000枚とか平気で出していたのに、5号機と言えば1/300の重たいボーナスをやっと引いても300枚くらいしか出ず、減らないけど増えない生殺しのようなRT(リプレイタイム)を延々と打たされるというギャップに多くの人がついてこれなくなっていました。

活気があったホールでも目に見えてお客さんが減っていき、売上の上がらないホールはお客さんを呼び込もうとガセイベントを連発。

ウソがなかった設定発表もガセだらけになり、常連さんが一気にいなくなっていきました。

そうなると売上が落ちるので還元もできない悪循環に。

そこにイベント規制も始まり、年間で+30万円ほどの成績とギリギリ年間収支はプラスを維持していましたが、自分にとっては大きなダメージだったのは間違いありません。

さらに人生の転機が訪れて、どんどんスロットから離れていく

落とし穴

そんなスロットで苦境に立たされている状況で、さらに自分のプライベートでも転機が重なり、僕の生活からスロットが完全に消えました!

それが結婚です。

ちょうど仕事にも慣れて、収入も安定したころになると次のステージへ踏み出す人も多いでしょう。

僕も例に漏れず結婚を決め、新たな人生をスタートさせていくこととなります。

そんな結婚生活も当初は夢も膨らみましたが、お金の面ではとても苦労していました。

独身時代は、スロットで勝てていたこともあって飲みに行ってもお会計のことは気にならなかったり、趣味のゴルフに毎月行けたりと、お金には不自由しない生活を実現。

ただ結婚を契機にお小遣い制となり、どんどん減っていくお金を見ながらの辛い生活になってしまいました。


↑人生で2度めのスッカラカン

スロットをやめて時間ができたのとお金がなくて遊びにも行けなかったので、家でゴロゴロする時間が増えました。

のりへい
なんか楽しいことないかな~?

と言ってYouTubeを見ながら一日中家の中でゴロゴロしていた日もあります。

そんな生活が数ヶ月続いたある日、勇気を出してお小遣いを増やしてもらう相談をしてみました!

のりへい
今月ちょっと苦しいからお小遣い上げてくれないかな?

と機嫌の良さそうな時に聞いてみたのですが…
↓↓↓

のりへい妻
いつもお小遣いあげてるんだから、その中でやりくりして!

見事に撃沈・・

この出来事をきっかけに

のりへい
自分で稼がなければ俺の未来はない!!
ここでやらなきゃ、いつやるんだ!!

僕の心が一気に奮い立ちました!

もっとお小遣いがほしい!自分の好きなことに使えるお金を稼ぎたい!

とにかくこの時の生活というのは、一生懸命働いて入った給料は全部家に入れて、もらえるのは昼食代を含めたわずかな金額。

そんな状況に嫌気が差したこともあり、自分の力で稼ぐことを決意するのです。

そして僕の頭に真っ先に浮かんだのが、スロットなのです。

もうこの時は、「これしか絶対にない!」という感じで、それ以外の選択肢は全く考えられませんでした。

ただ当時は少ないお小遣いのせいで軍資金もほとんどなく、しばらく稼働から離れていたのでず~~と作戦を考えていました。

そして僕の運命を握るお小遣い倍増大作戦の戦略が・・・

5円スロット

「5スロ天井狙い作戦!」でした。

当時の僕のお小遣いは2万円の中から昼食代が引かれるので、残るのが1万円ほどです。

どうにかこのお金を倍増させるために考えたのが、「お小遣い倍増大作戦」であり、戦略は「5スロ天井狙い」でコツコツと稼ぐことでした。

まずは手元の軍資金を貯めることにしました。

軍資金が貯まるまでの2~3ヶ月は、節約しながらブランクのあったスロット台の情報などを一気に集めることに専念していったのです。

3万円ほどの軍資金を手元に残すことに成功し、近所の低貸しホールの開拓に乗り出しました。

今までこのホールは設定状況が悪く、ほとんど行ったことのないホールだったのですが、調査していくと客層がゆるかったため、天井狙いの視点でみるとおいしい台がめちゃくちゃ落ちていることに気が付いたのです!

しかも当時は「宵越し狙い」というのが浸透していなかったこともあり、僕だけがおいしい天井狙いをしているという状態で、行けば何かしらの台が打てていました。

最初は半信半疑でしたが、実際に稼働して初月は±0、次の月からプラス収支を叩き出し最高10万円のプラスを記録しました。

これならいける!

そう実感するのに、ほとんど時間はかかりませんでした。

結局お小遣い倍増大作戦をスタートしてから、約3ヶ月で15万ほどの軍資金を貯めることに成功し、単価の高い20円スロットへと舵を切ります!

しかし、5スロほど簡単に良い台が拾えず、思うような収支を上げることができませんでした。

それはライバルの存在が大きく、僕が通っていた20円スロットのホールには必ずライバルがいて、自分だけが美味しい状態を作ることができていなかったからなのです。

それでも低貸し店での経験で天井狙いが稼げることを知っていたので、何とか20スロで稼ぐために必死になって考えました!

そして打開するために、地域全部のホールを周るという大量行動を実行したのです。

「自分の中で最大限やってダメなら諦める」

そういった気持ちで取り組みましたし、もしかしたら人生で一番スロットで勝つために行動した時期だったかもしれません。

仕事が終わったら1時間かけて遠く離れたホールへ行き、1台も台を打たずにデータを収集し、情報を集めまくりました。

23時の閉店近くまでホールにいると、帰宅は24時近くになり妻とのケンカにも発展しましたが、今までの窮屈な生活とおさらばしたい一心で行動を続けていきました。

そして、たくさんのホールを見ていく中で、ふと気がつくことがあったのです。

天井狙いしやすいホールと、やりにくいホールがある。
そして稼働率にあまり関係なくライバルがいるかどうかが影響しそうだ。

こんな感じで、天井を拾いやすいホールや拾いにくいホールが存在していることがわかり、ライバルによって大きく影響しているのがわかりました。

さらに

「優良ホール=自分が稼ぎやすいホール」のことで、ライバルの存在が大きく影響する。
ライバルが少ないホールこそ自分にとっての優良ホールになるのでは?

こんなことを考えながらホールを開拓していくと同時に、立ち回りも洗練されることで収支が右肩上がりに上昇。

勝てる台が拾えるホールを開拓することによって、収支も改善。

見事20スロでも成果を上げることができるようになり、また年間+100万円の収支を達成できるようになったのです。

そして、ここまで壁を乗り越えるたびに思考がレベルアップし、より洗練された状態になっていることに気がついたのです。

僕が身につけたスロットで勝つための思考とは?
↓↓↓

のりへい物語
1章.スロットで負けて電気代が払えない!真っ暗な部屋で過ごすつらい毎日
2章.スロットのない人生を歩もうと心に決めて社会人デビュー!
3章.スロットで勝てるようになったその先にある大きな壁とは?
4章.2つの壁をクリアして得たスロットで勝つための究極の思考とは?
5章.のりへい新ステージへ!流れを変えたたった1つの出逢いとは?