「また負けた…」
「もう今月いくら使ったんだろう」
スロットを打っていて、ふとそんな気持ちになる瞬間ってありませんか?
今日は勝てる気がしてた。
狙い目も悪くなかった。
でも、現実はマイナス3万、5万、時には10万……。
僕自身、何度もそんな経験をしてきました。
勝っていたはずの期待値稼働がうまくいかず、台移動の判断が裏目に出て、気がつけばATMを探している。
そして、「負けすぎた」「もうやめたい」「なんでこんなに負けるんだ」と検索窓に打ち込む──。
もし今、あなたがそんな気持ちなら、少しだけ立ち止まってこのページを読んでみてください。
スロットで負けすぎる原因は、技術だけじゃなく、心のコンディションや環境にあることが多いんです。
このページでは、
なぜ負けすぎてしまうのか?
負けたときのNG行動と、立て直しの方法
どうすれば冷静にスロットと向き合えるのか?
このあたりを僕自身の体験も交えて、具体的にお伝えしていきます。
なぜスロットで負けすぎてしまうのか?
スロットはそもそも“負ける仕組み”でできている
まず理解しておきたいのが、「スロットはお客さんが負けるように作られている」という前提です。
ホールが利益を出すためには、全体で見て回収>還元にならなければいけません。
控除率(胴元の取り分)は約10〜15%と言われており、これはホール側が設定を管理することで達成しています。
この控除率を達成するには、高設定を10%前後もしくはそれ以下にすることが一般的になっています。
逆に言えば、何の対策もせずにホールへ行けば大当たり確率1/10以下のくじ引きを引いているのと一緒でほとんどが負ける台を打つことになってしまうわけです。
また最近はホールの経営も厳しく、還元率が昔より落ちていることもあり、勝率はかなり厳しい状況になっているのが現実です。
人間の心理がスロットと噛み合わない
スロットが厄介なのは、人間の心理を巧みに突いてくる点です。
たとえば…
「ここまで打ったんだから出るまで続けたい」
「今日は取り返せる気がする」
「もうちょっと回せば当たるかも」
こうした心理状態は、冷静な立ち回りを邪魔します。
頭では「やめたほうがいい」とわかっていても、感情が判断を狂わせてくるんです。
実は、スロットで負けすぎてしまう原因の多くは、「技術」ではなく「心理」にあることも。
冷静な判断をするためには、数字で客観的に判断をしたり、ホールから一歩外へ出て騒音の少ない環境で判断をするなどの対策が有効になります。
「今日は運が悪かった」で片付けると危険
確かに、展開が噛み合わず負ける日はあります。
でも、それをすべて“運”で片付けてしまうと、改善のチャンスを自分で潰してしまうことになります。
例えば、
狙いは悪くなかったが、店の傾向にズレがあった
狙い台が複数あったが、選択を焦ってしまった
精神的に焦り、冷静な判断ができなかった
など、「結果」ではなく「過程」に目を向ければ、
次につながる改善ポイントが必ず見つかります。
大切なのは「反省」ではなく「分析」。
なぜ負けたか?ではなく、どうすれば再発しないか?という視点です。
このあとの章では、
負けた直後にやりがちな“NG行動”と、その対策をお伝えしていきます。
スロットで負けた時にやりがちなNG行動と、その対策
1. 「負けを取り返す」ために追加投資する
スロットで負けたあとに最もやってしまいがちなのが、「次こそは!」と追い銭してしまう行動です。
これは多くの場合、“冷静さを欠いた判断”に陥っています。
たとえば、
– 狙い台が空いていないのに無理に座る
– 天井狙いとしては微妙なラインの台を打つ
– ノーマル機で高設定でもない台にズルズル投資
など、「とにかく出したい」という焦りが先行すると、本来なら避けていたはずの行動に出てしまいます。
対策:「取り返す」のではなく「分析する」
スロットは勝ち負けを1回1回で見るものではありません。
「今日の収支」よりも、「生涯トータル収支」が重要です。
そのためにも、負けた後ほど一度クールダウンして、
「なぜ負けたのか?何が判断ミスだったのか?」を冷静に振り返る時間を持ちましょう。
そのために最もオススメなのが収支表の見返しです。
これまで打ってきた台を一覧にして冷静になった時に◯、△、✕で評価します。
このように実際にチェックしてみると、現場では打つという判断をしたにも関わらず冷静な時には「打たない」という判断をする台も散見されます。
ちなみに△、✕の台のみで集計してみると
合計-2,335枚となり、20スロ換算で4万円を超えるマイナス収支となっていました。
振り返った時に「打たない」と判断するような台ということは、冷静に現場でこの判断ができれば4万円を失わずに済んだということになります。
あくまでこれは結果論ではありますが、やはり冷静ではない状況での判断はより慎重にするべきであるという一例になるかと思います。
「今日はツイてない」と諦めて適当に打つ
極端に負けが込んだ時、「もういいや……」と自暴自棄になってしまうことも。
この状態が一番危険で、
– ノーマル機で設定も見ずに座る
– なんとなく波が来てる気がする台を打つ
– 打ちながらスマホで時間つぶしをする
など、立ち回りの軸が完全に崩壊します。
対策:「感情で行動しない」ために一旦店の外に出る
この段階まできたら、いったん店を出ることを強くおすすめします。
軽く散歩するだけでも視界が変わり、「本当に打つ価値があるのか?」と冷静に見つめ直すことができます。
「今日は撤退して、明日また仕切り直そう」
そう思えたら、スロットの“上級者メンタル”に近づいています。
「出す=勝つ」と思い込んでしまっている
一見当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
実はこの「出す=勝ち」という思考こそ、負けにつながる落とし穴なんです。
出す、というのは大量出玉や連チャンを指すわけですが、
これってコントロールできますか?
──そう、できないんです。
もし出すことがコントロールできたら、
– 毎回万枚を叩き出す
– 毎回連チャンさせる
なんて芸当も可能になるはずです。
でも現実には、どれだけ狙い通りに立ち回っても、出るかどうかは運の要素が大きい。
では、勝ち負けは何で決まるのか?
それはズバリ、
「投資」と「回収」のバランスです。
出す=回収が増える行動である一方、それは運任せ。
でも、投資額は自分でコントロールできます。
だからこそ、「いかに投資を抑えるか?」がスロットで勝つために最も重要なポイントになるんですね。
例えば…
– 甘い台だけを狙ってピンポイントで打つ
– 狙い目がない時は打たない勇気を持つ
– 低投資で当たりやすい機種を選ぶ
といった投資コントロールを意識することで、出玉に頼らず勝ちに近づくことができます。
出すことを目的にするのではなく、勝つための行動を積み重ねよう。
このマインドチェンジが、長くスロットで楽しむための鍵になります。
「スロットで勝つ=投資をコントロールすること」という視点については、 自分のセミナーでも詳しく解説しています。
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冷静さを取り戻すための行動リスト
スロットで負けた直後は、誰しも冷静さを失いがちです。
ここでは、感情が高ぶっているときにおすすめの「行動リスト」を紹介します。
① 店の外に出て気分をリセットする
店内にいると、さっきまで打っていた台や他人の出玉が目に入り、どうしても気持ちが乱れてしまいます。まずは一度ホールの外に出ましょう。
できれば5〜10分ほど外の空気を吸ったり、軽く歩いたりするだけでも、頭の中がスッと整理されていきます。
② スマホにメモする or 誰かにLINEで報告する
「感情が乱れている自分」に気づくために、メモ機能やLINEなどに自分の今の状況や思いを書き出すのは非常に有効です。
例えば、「今日は狙いは良かったけど展開がダメだった」など、自分で客観視するだけで落ち着きを取り戻せるケースもあります。
③ 目的を確認する
そもそも、今日は何のためにホールに来たのか?
- 稼働の練習のため?
- 勝ちたいから?
- 暇つぶしや気分転換のため?
「楽しむつもりが、いつのまにかムキになっていた…」という状況にも気づけるので、いったん立ち止まって考えるクセをつけましょう。
④ それでも気持ちが戻らないときは…
「今日はもう帰る」と決めて、潔く撤退するのも“勝つための選択肢”です。
立ち回りに問題がなければ、結果が悪くてもOK。逆に、メンタルが崩れたまま続ける方が、もっとリスクが大きくなります。
冷静な立ち回りには「低レート」という選択肢もアリ
どうしても気持ちが乱れる、投資がかさむ──そんなときに有効なのが「低レートで打つ」という選択肢です。特に、5スロや2スロなど、通常よりもレートが低い遊技は精神的なプレッシャーを大きく減らしてくれます。
負け額を小さく抑える=立ち直りやすくなる
スロットは楽しむための娯楽。なのに、1回の負けで数万円も飛ぶようでは、楽しむどころではありませんよね。
その点、低レートなら1,000円でも長時間遊べることもあり、負け額が大きくなりづらいので、メンタル面の消耗も少なく済みます。
「低レートが嫌だ」と感じるなら…
「5スロなんてダサい」「20スロじゃないと出たときのリターンが小さい」と感じる人もいるかもしれません。
でも、ここでよく考えてみてください。
それって、本当にスロットそのものを楽しんでいるのでしょうか?
もし、出玉=金額にしか価値を感じていないとしたら、それはスロットを楽しんでいるのではなく、お金を楽しんでいるということになります。
逆に言えば、5スロでも2スロでも、「出た!」「当たった!」というワクワクを感じられる人は、スロットそのものを楽しんでいる人です。
「勝ちたい」なら、まずは冷静さを取り戻すこと
負けが続くと「取り返したい!」という気持ちになりがちですが、そういうときほど冷静さを欠きやすくなります。
まずはリスクを小さくして立ち直れる環境に身を置く。そのためにも、レートを下げてプレイすることは立派な戦略です。
20スロで一発逆転を狙うよりも、5スロで着実に自信を取り戻していく方が、結果的に収支も安定する可能性が高いのです。
「スロットが好き」だからこそ、勝てる準備をする=レートを下げて冷静になるという選択ができるようになりましょう。
低レートでも勝てる立ち回りを身につけよう
たとえレートを下げたとしても、何も考えずに打っていては勝てるものも勝てません。
低投資・低リスクだからこそ、きちんとした立ち回りを身につけることで、安定感のある稼働につながります。
その日“打てる台”があるかを判断する
まず重要なのは「台選び」ではなく、「今日は打つべきか」を見極めること。
例えば、5スロだからといって常に打てるわけではありません。
お店の状況、客付き、台の履歴、リセット状況など、打てる根拠があるかどうかを冷静に判断する癖をつけましょう。
“勝てる場面”だけを狙う
スロットは「打てば勝てる」ものではなく、「勝てる場面でだけ打つ」ことでトータル収支をプラスにしていくゲームです。
そのためには、
- 天井・ゾーン狙い
- リセット恩恵狙い
- 高設定が見込める日やホールに絞る
など、しっかりとした立ち回りが求められます。
5スロでもしっかり勝てる!
実は、低レートであっても立ち回り次第で収支をプラスにすることは可能です。
むしろ、20スロに比べてリスクが小さい分、落ち着いて立ち回りを学ぶには最適の環境といえるでしょう。
低レート実戦のリアルな内容については、こちらの記事で具体例も紹介していますので、あわせて参考にしてください。
まとめ:スロットは“出す”じゃなく“勝つ”を目指そう
スロットで負け続けると、どうしても冷静さを欠いてしまいがち。
でも大事なのは、「出す=勝つ」ではなく、「投資と回収のバランスで勝つ」こと。
出玉の爆発はコントロールできませんが、負けを最小限に抑える行動はあなた自身で選ぶことができます。
- メンタルが崩れたら、まずは店の外でリフレッシュ
- 「取り返す」ではなく「勝ちを積み上げる」視点に切り替える
- どうしても不安なときは、低レートで冷静な稼働を
こうした考え方のシフトができると、スロットの見え方も変わってきます。
▼さらに詳しく知りたい方へ
今回ご紹介した「スロットで勝つための考え方」や「具体的な立ち回り術」は、スロット副業セミナーでもより詳しく解説しています。
「もうスロットで無駄に負けたくない」と思ったら、ぜひこの機会に正しい視点を身につけてみてくださいね。
読んでくださってありがとうございました!
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