今回の記事ではこういった問題をすべて解決していきます。
近年は、消費税増税に伴う貸し出しメダル枚数の変化に伴って、換金率が複雑化しています。
数年前までは、5スロで200枚貸し出し→220枚交換だったのが、184枚貸し→200枚交換など貸し出し枚数の変化によって計算が難しくなっているのです。
この記事だけで全国すべての換金率の影響度を出すことはできませんので、影響度の計算方法を知って、自分が打っている換金率の影響度を計算できるようになることが、この記事の目的になります。
目次
5スロ換金率計算は、たった2つの式を覚えるだけで【完璧】です!
換金率の影響を調べたり、打っているホールの換金率を知ることは、式を覚えて代入するだけで簡単に計算ができます。
影響度の式は
換金率を調べる式は
ぶっちゃけこの2つの式だけで、換金率に関してはすべて解決しちゃいます。
例題を使って具体的な使い方をマスターしていきましょう。
一般的な5スロ換金率一覧表!
ここに一般的な20スロ換算した、5スロの換金率の表を掲載しておきます。
※200枚貸しで計算
5スロ換金率一覧表
20スロ換算 | 5スロ換金率 | メダル1枚当たり | 換金ギャップ(円) |
---|---|---|---|
50枚 | 200枚 | 5円 | 0円 |
52枚 | 208枚 | 4.81円 | -38円 |
53枚 | 212枚 | 4.72円 | -57円 |
55枚 | 220枚 | 4.55円 | -91円 |
56枚 | 224枚 | 4.46円 | -107円 |
60枚 | 240枚 | 4.17円 | -167円 |
70枚 | 280枚 | 3.57円 | -285円 |
表の見方:20スロの一般的な交換枚数と対応する5スロの交換枚数
一番右の欄にメダル1枚当たりの金額と換金ギャップ(=影響度)を記載しました。
この換金ギャップは1,000円をサンドに入れてメダルに変わった瞬間に損をしてしまう金額です。
例えば220枚交換の場合、1,000円を入れてメダルにした瞬間に、約90円の損失が生じてしまいます。
実はこの損失の金額は、5スロだろうが20スロだろうが同じで、5スロの場合は投資スピードが遅くなるだけで、結果的に1万円の現金投資をしていれば同じだけ損失を受けてしまうものです。
ですから、いちばん大事なポイントは表の右にある損失金額で、これが影響度を示すことになります。
影響度を知る計算方法はとっても簡単!
この影響度は、貸し出し枚数が何枚になっても、換金率が何枚交換になっても1つの式を使うだけで簡単に計算することができます。
この影響度は「1,000円の現金を入れて出てきたメダルを、そのまま換金したら何円差になっているか?」で測ることができますので、自分の打っているホールの交換率が高いのか、低いのかを他店と比較することができます。
ですから計算式としては
「1000円でメダルを借りて、そのまま現金化したときの金額」-1,000円=影響度
ということになります。
そしてそれを式にすると、冒頭で出てきたこの式になるわけです
これに代入してしまえば、どんな状態でも簡単に計算できます。
200枚貸し→220枚交換
パッと見ただけでは単純な比較ができませんが、先程の式に代入すると比較をすることができます。
(1000÷200×184)-1000=-80
例2:200枚貸し出しの220枚交換
(1000÷220×200)-1000=-91
こうやって計算すると、ホール間での比較が簡単になり例1の方が換金ギャップが少ないことがわかります。
実際に影響度を測定する計算式に代入して使うことで、あなたが稼働しているホールの換金ギャップを一発で測定することができ、横の比較が可能となるのです。
自分が打っているホールの換金率を知る方法!
これまで、換金率の影響度の計算方法を紹介してきましたが、この式には交換枚数を代入する必要があります。
普段行き慣れたホールなら問題ありませんが、新しいホールの換金率を知りたいですよね?
換金率を調べる方法は4つ
■掲示物を参考にする
■店員さんに聞く
■自分でメダルを流して計算する
ここでは換金率を知る方法のうち、最も確実で間違いのない方法である、自分でメダルを流して換金率を計算する方法を紹介していきます。
その式が
これに代入すれば一発で判明します。
このとき、端数を処理しておくと計算がさらに簡単になります。
端数が28枚あり、実際に換金できたのは2,288枚だった。
早速式に代入してみます。
この計算結果208枚交換ということが判明しました。
換金率が計算できてしまえば、貸し出し枚数を見れば影響度が測定できるようになるので、新規ホールでも安心です。
換金ギャップを侮るな!年間にすると万単位の差になる
ここまで換金率の影響度と、新しいホールでの換金率の計算方法をお伝えしてきました。
最後に、換金率の影響の大きさについてお話していきます。
換金ギャップの表で示したように、1000円あたり-90円とか100円にも満たない程度の差しかないので、「大したことないな」と思われた人もいるかもしれません。
しかし、スロットで勝つにはわずかな差を埋めていく必要があるので、侮ってはいけません。
僕の実践値ベースでの計算では、20スロ55枚交換の地域で稼働していた時、4ヶ月で10万円の差になっていたという結果が出ています。
年間にすると30万円の差になっているわけです。(5スロ換算で75,000円相当)
獲得枚数や投資金額が変わらないのに、ただ単に換金ギャップを知らずに現金投資を続けるだけで、これだけの差になってしまう恐ろしい事ですよね?
でもこの30万円は、自分が気をつけて行動すれば減らせる金額であることにも着目するべきです。
獲得枚数や投資枚数は自分で操作することはできませんが、換金ギャップの差分に関しては、貯玉再プレーをしたり、持ち玉を作りやすい機種選択をするなど、自分で調整することができる部分に当たりますからね。
換金ギャップが大きいほど、効果も上がりますから行動を見直す1つのキッカケにしてみてください。
20スロで計算した記事ですが、換金率差の破壊力を十分理解できると思います。
5スロ換金率に関して、一問一答コーナー!
5スロの換金率についてですが、33枚交換とはどういう事ですか?
〇〇枚交換と表現する場合、100円にするために必要な枚数の場合と、1,000円にするために必要な場合の2種類があります。
今回の場合、33枚=100円になるので、僕の記事内で表されている交換枚数に統一する場合、330枚交換となります。
ちなみに200枚貸し出しのホールだったとすると、その影響度は・・
(1000÷330×200)-1000=-393円
恐ろしい数値が出ました(汗)
20スロ換算で言うと、80枚交換という暴利ですね・・。
それだけホールも利益回収に必死なのでしょう。近寄らないのが懸命です。
5スロで184枚貸しの換金率ってどれくらいなんですか?
換金率に関しては、地域差やホールによる影響が大きいので一概に言えません。
等価返しのホールもあるし、かなり換金率を下げているホールもあります。
一概には言えませんが、僕のいた地域では5スロの換金率を下げているところが多かったですね。
換金率を調べる方法は記事内にもあったように
■掲示物を参考にする
■店員さんに聞く
■自分でメダルを流して計算する
これらを駆使して調べてみましょう。
今回記事では出なかった1~3に関しては、『スロット換金率をメダル1枚も使わずに調べる方法と超簡単な計算方法!』にて、詳細に解説していますので、メダルを1枚も使いたくない場合は、参考にしてみてください。
5円スロットで、3000枚近く出して換金したら9000円だったのですが、換金率悪すぎないですか?
これだけの情報だと換金率がわからないので、一度換金率を調べる式に代入してみましょう。
3000÷9000×1000=333.33・・・
出ました!恐怖の330枚交換(゜o゜;
暴利ですね・・。そのホールには近づかないほうが・・。
7枚交換と言われたのですが、5スロの場合は何枚交換になる?この交換率は平均的に高い?
7枚交換は20スロ換算なので、5スロ換算にするには4倍すればOKで、280枚交換になります。
平均的に高いかどうかに関しては、330枚よりマシですが低い部類に入ると思います。
質問から推察できることは、ホールが5スロの換金率を調整して、利益を得るために必死ということでしょうか←
まとめ:5スロ換金率を調べる方法と影響度を一発で調べる式
5スロでは換金ギャップの影響や、換金率が複雑化していますが、2つの式を使えばどちらも一発で判明します。
影響度を測る式は
換金率を調べる式は
どちらの式も要暗記ですが、覚えておくのも大変なので、上の式をスクショするか、このページをブックマークしていつでも出せるようにしておけば大丈夫です!
換金率は地域差やホールの方針によって大きく変わります。
上記の式を使ってみて、メインで稼働しているホールの換金率が悪いなぁと感じた場合は、年間換算で大きな影響度がありますので、この機会に新しいホールを開拓するのも良いかもしれません。
5スロのホール探しをお手伝いしている記事もありますので、参考にしながらベストなホール選択をしてください。
個人的には、台選択よりもホール選択の方が大事だと思っているので、1ヶ月毎にホールチェックして新しい情報を仕入れるようにするといいと思っています。
5スロの換金率を計算したい!
換金率ってどのくらい影響あるの?
換金率でめちゃくちゃ損しちゃう気がする~!