第3章 サラリーマンをして感じる不自由

就職先は幼い頃に目指した公務員系の職場!

僕は医療系の大学に進学し
ギリギリの成績で卒業し
ギリギリの成績で試験に合格しました。

資格を取りさえすれば
就職には困らないような業種でしたので
当時は就職氷河期と言われていましたが
難なく就職を決めることが出来ました。

それも小さな頃から何となく憧れていた『安定』
最も実現してくれる公務員系の職場でした。

周囲の人から見ても
一目置かれるような職場だったので
僕も一生懸命頑張ろうと決意して入社しました。

中学・高校と安定志向で進んできて
大学ではスロットにハマり乱れてしまいましたが
最後の最後
就職の段階で安定を手に入れることが出来たのです。

「安定した仕事に就いて
それなりの生活をしながら
少しでも楽しく人生を送りたい」

と考えていました。

出来の悪かった僕を採用してくれた
会社に恩返ししようと一生懸命働きました。

 

いつかは楽になると思って
自己研鑽というサービス残業もしたし、

3万円もする講習会に何回も出たり
片道1万円も交通費を出しながら朝早く出発して
何百キロと離れている場所で開催される
研修会にも参加しました。

いつかは自分に返ってくると信じて
自己投資をし続けました。

現実と理想の差に戸惑い、不満が溜まっていく日々

自分なりに知識を付けていって
会社に貢献できるようになっても
自分が思ったような
給料の上昇は得られませんでした。

年間一生懸命働いて
勉強して・サービス残業して
自分の時間を犠牲にしても
年間の昇級はたったの5000円でした。

この金額が多いか少ないかは
個人の感覚によって違うと思いますが、

僕は少ないと思ってしまったんです。

なぜなら
1日のほとんどは会社に束縛され、
自分の時間はほとんどなく
帰ってからの数時間と土日だけ
その土日も研修で潰れてしまうこともしばしばあり

1年のうち7割以上を仕事のために
使っていました。

もちろんそうやって働いていくことが
当たり前だと思っていたし
みんな同じ気持ちで働いていて
自分だけが辛いんじゃないと何度も自分に言い聞かせていました。

それでも
会社を中心にして住む家を決め
遅刻しないように決められた時間に起き、
眠たい目を擦りながら支度をして
間に合うように毎日同じルートで出勤して
疲れていても仕事が残っていれば残業し、
苦手な人とも付き合わなければなりませんでした。

そうやって辛い思いをしながら
どんなに頑張って仕事をしようが、
僕の給料はほとんど変わりません。

毎月毎月少ない給料で
やりくりしなければならず
年2回のボーナスによって
補填するような生活にうんざりしていました。

会社の給料が当てにならないのであれば
自分で稼いでやろうと
スロットでお小遣いを稼いで行ったのです。

多い時にはボーナスに近い金額を
一ヶ月に稼ぐことが可能だったので
他の人にはない副収入を手に入れて
少しずつ余裕は出て来ました。

ただし通常与えられるはずの休日も
上司の一言で仕事が入ってしまうため
仕事への不満は増すばかりでした。

それでも歯を食いしばりながら
現在まで続けてきて
わずかですが給料が上がっていきました。

先の見えてしまった未来に夢が無くなる・・・

 

少しずつ給料は上がるようになりましたが
それに比例するように
仕事の量や責任は増すばかり、

そして、その責任に対する対価はあまりにも安いもので
僕がいくら出世しても
今の給料+スロットでの稼ぎの方が
稼ぎが良さそうだと言うことが発覚したのです(゜Д゜)

僕が働いている職場は公務員体質の職場で
自分が将来受け取るであろう
給料が開示されています。

それを見ると今の僕の年収に
200~300万を上乗せするのがせいぜいの金額でした。

確かに大きな金額ですが
今働いている職場の管理者は
毎日夜遅く10時くらいまで働いています。

管理者なので残業代も出ないし
年間200万円昇給したとしても
時給換算すると大したことないのです。

他の先輩もつい最近、
職場から1時間も離れた所にマイホームを購入し
毎日の通勤に疲弊しています。

さらにローンが重くのしかかっていて
金銭的にはかなり不自由な生活をしていると聞きます。

転勤が嫌だというので
もし転勤の内示が出たら
この職場を離れて
給料が安いところに再就職するとも言っていました。

僕よりも長い間
この会社に奉仕してきたのに
見えるのは辛い未来だけです。

そうやって
周りの上司や先輩を見ると、
やりたくもない仕事に日々追われて、
ストレスを抱えて
見合わない対価で必死に働いている姿をみて

僕の目指した『安定』した生活が
労働という奴隷のような仕事の上に成り立っていることを知りました。

そして
「このまま定年まで仕事を続けいてくのか?」

と思うと、急に恐ろしくなって、
色々考えるようになりました。

僕には大切な家族がいます。

その家族との大切な時間までを犠牲にして
会社に服従し続けるなければならないのだろうか?

そう考えると
将来が不安で不安で仕方なくなりました。

そして今の職場には、
将来自分がなりたいと思うような
理想的な生活をしている
上司・先輩が見つからず

「このまま仕事だけ頑張っていても、自分の理想はない」

こう確信するようになったのです。

こうしてサラリーマンに嫌気が差した僕ですが
あることをキッカケに未来に夢を持てるようになりました。

次回はその出来事について書いていきます。
↓↓↓
第4章 のりへい新しい世界を知る